【30代から始める趣味】美術館巡り篇|感性を磨き、心を満たす時間

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美術館巡りをすると世界が広がります

30代になると、仕事も生活もある程度落ち着き、休日の過ごし方に迷うことが増えてきます。学生時代のように友人と毎週遊ぶわけでもないし、ひたすら家で動画やSNSを見て過ごすのも何となくもったいない。そんなときにおすすめしたいのが、美術館巡りです。

美術館というと「敷居が高い」「芸術の知識がないと楽しめない」と思うかもしれません。でも実際はそんなことはなく、ちょっとした気分転換から本格的な趣味まで幅広く楽しめます。僕自身、最初は「休日の暇つぶしになればいいか」と思って行ったのですが、想像以上に充実した体験になり、気づけば定期的に美術館に足を運ぶようになりました。この記事では、30代から美術館を趣味にする魅力と、初めてでも楽しめるポイントをじっくり紹介します。

美術館を趣味にする魅力

日常から離れてリセットできる

美術館はとても静かで、スマホの通知も気にならない空間です。普段は常に情報に追われている僕にとって、この「外部から遮断された時間」はとても貴重でした。展示室に一歩足を踏み入れると、目の前に広がる絵画や彫刻に自然と意識が向き、頭の中の雑音がすっと消えていきます。仕事で煮詰まったときや、気分を切り替えたいときに訪れると、思いがけないアイデアが浮かんでくることもあります。

新しい発見と学びがある

美術館の展示は、ただ作品を見るだけではなく、その背景にある歴史や作家の想いに触れられるのが醍醐味です。例えば印象派展では、モネやルノワールがどんな時代に、どんな想いで絵を描いたのかを知ることで、同じ絵でも全く違う見え方になります。「この時代のパリはこんな雰囲気だったのか」「この画家は同世代の仲間と切磋琢磨していたんだ」と、まるで小さな物語を追体験しているような感覚になれるのです。

一人でも、誰かとでも楽しめる

僕が美術館を好きになった大きな理由のひとつは「一人でも楽しめる」という点です。休日に誰かを誘う必要もなく、ふらっと立ち寄って好きなペースで回れるのは意外と心地いいです。逆に友人やパートナーと行くと、見終わったあとに感想を語り合える楽しさもあります。「あの絵がよかった」「あの彫刻はちょっと難しかったね」と話すことで、自分では気づかなかった視点を知ることができます。

初めての美術館巡りで気をつけたいこと

気負わず、近場から

最初は国立新美術館や東京都美術館のように、大規模で解説が充実している展示がおすすめです。専門的な知識がなくても楽しめるし、音声ガイドを借りればより理解が深まります。最近はスマホアプリで音声解説が聞けるところも多く、イヤホンさえあれば手軽に利用できます。

混雑を避けてゆったりと

人気の企画展は週末や昼間は混みがちです。平日の午前中や夕方に行くと比較的空いていて、作品をじっくり鑑賞できます。僕は平日休みを取れた日に訪れることが多いですが、落ち着いて見られるだけで満足度が段違いに上がります。

作品数に圧倒されない

有名な美術館だと展示点数が多く、全部見ようとすると途中で疲れてしまいます。気になるエリアだけじっくり見る、1〜2時間で切り上げるなど、自分のペースで楽しむのが長続きするコツです。

美術館巡りをもっと楽しむ工夫

展示を見終わったあとにミュージアムショップでグッズを選ぶのも楽しみのひとつです。ポストカードや図録は記念にもなりますし、後から見返して余韻に浸れます。カフェでコーヒーを飲みながら作品の感想をメモするのもおすすめです。僕は展示を見たあとは必ずスマホのメモに「今日見た作品で一番印象に残ったもの」を書き残すようにしています。こうして少しずつ自分の好みが見えてくるのも面白いです。

おすすめ美術館4選

ここからは、僕自身が訪れてよかった、またはこれから行きたいと思っているおすすめ美術館を4つ紹介します。どれも初心者でも楽しめる展示が多いので、最初の一歩にぴったりです。

国立西洋美術館(東京・上野)

上野公園内にある世界文化遺産の美術館で、ル・コルビュジエ設計の建物そのものが見どころです。常設展示では、モネ、ルノワール、ゴッホ、ロダンといった西洋美術史を彩る巨匠たちの名作が並びます。展示室は落ち着いた雰囲気で、絵画や彫刻をゆったり鑑賞できます。
特におすすめは企画展の時期。印象派やバロックなど特定のテーマに焦点を当てた展示が多く、アート初心者でも入りやすいです。上野駅から徒歩数分とアクセスも抜群で、動物園や博物館とセットで楽しむのもおすすめです。

アーティゾン美術館(東京・京橋)

2020年にリニューアルオープンした比較的新しい美術館で、建物のデザインも現代的で洗練されています。展示空間は広く天井も高いため、作品との距離感が近く感じられ、じっくりと鑑賞できるのが魅力です。
コレクションは印象派や抽象画、現代アートまで幅広く、企画展では海外の美術館との共同展示も行われます。アプリを使った音声ガイドが無料で利用できるので、初めて訪れる人にも安心。東京駅から徒歩圏内なので、仕事帰りや週末のショッピングのついでに立ち寄るのにも便利です。

三菱一号館美術館(東京・丸の内)

丸の内のビジネス街にあるレンガ造りの洋館は、明治時代の建築を忠実に復元したもの。建物に入るだけで、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような感覚になります。
展示内容は19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパ美術が中心で、ロートレックやラファエル前派などの企画展が多いです。展示を見終わった後は中庭やカフェ「Café 1894」で余韻を楽しむのがおすすめ。丸の内仲通りの景色と相まって、優雅なひとときを過ごせます。

SOMPO美術館(東京・新宿)

新宿駅から徒歩5分ほどとアクセス抜群。最大の見どころはゴッホの「ひまわり」。国内でゴッホの代表作を常設展示で見られる貴重な場所です。館内は落ち着いた雰囲気で、他にもゴーギャンやセザンヌなど近代西洋絵画が充実しています。
展示室の規模がちょうどよく、1時間ほどで回れるため、気軽に立ち寄れるのもポイント。週末の買い物や仕事帰りにアート鑑賞でリフレッシュするのにぴったりです。

アソビューが便利

美術館のチケットは、当日券よりも事前にオンラインで購入するのがおすすめです。

中でもアソビュー!は全国の美術館や展覧会の前売りチケットをスマホで簡単に予約できる便利なサービス。
人気の展覧会では入場までの待ち時間が長くなることもありますが、アソビューで事前購入しておけばスムーズに入館できます。

さらに、限定割引や特典付きのチケットが用意されていることもあり、お得に楽しめるのも魅力です。QRコードで入場できるので、チケットを印刷する手間も不要。
予定を立てやすく、忙しい30代でも気軽にアートを楽しめます。



まとめ

美術館巡りは、30代から始める趣味として最高です。静かな空間で日常から離れ、感性を磨き、知的好奇心を満たすことができます。何より、仕事や生活のリズムに少し疲れを感じたときのリフレッシュ効果は抜群です。

難しい知識は不要。まずは近場の美術館から、気軽に足を運んでみてください。きっと新しい世界が広がるはずです。

美術館巡り始めませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました!

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